横浜市歴史博物館

【令和7年度 横浜市指定・登録文化財展】

横浜市は、横浜市文化財保護条例に基づき、市域の歴史や文化、自然を理解するうえで重要な価値をもつ様々な文化財を指定・登録し、その保存・活用を行っています。本展ではこの度新しく指定された文化財等を展示・紹介するとともに、文化財の〈みかた〉をわかりやすく解説します。あわせて、令和6年度に文化庁に認定された「横浜市文化財保存活用地域計画」で定められた方針や施策の成果を紹介します。

【みすてりい・おぶ・こもんじょ―古文書の世界へようこそー】

これから古文書を学ぶ方に向けておもに江戸時代の古文書入門展を開催します。古文書が語る地域史の魅力やファミリーヒストリーなどの個人史の実践を紹介しながら、歴史資料を後世に遺していく意義や活用方法についても紹介します。

開催概要

会期
2026年1月31日 (土) ~2026年3月15日 (日)
会場
横浜市歴史博物館
開館時間
9:00~17:00(券売は16:30まで)
休館日
月曜日(ただし2月23日は開館)、2月24日(火)
観覧料
文化財展・企画展 文化財展・企画展、常設展共通
一般 500円(400円) 700円(560円)
高校・大学生 400円(320円) 500円(400円)

小・中学生
横浜市内在住65歳以上

300円(240円) 350円(280円)

※( )は20名以上の団体料金です
※毎週土曜日、小・中・高校生は無料です
※障がい者及び付添の方は無料です
※補助犬(盲導犬・介助犬・聴導犬)とご一緒に入館できます
※観覧料は同時開催の「令和7年度 横浜市指定・登録文化財展」「みすてりい・おぶ・こもんじょ展」の2展示共通です

主催
【令和7年度 横浜市指定・登録文化財展】(公財)横浜市ふるさと歴史財団・横浜市教育委員会 【みすてりい・おぶ・こもんじょ展】(公財)横浜市ふるさと歴史財団

関連イベント

ー文化財展ー

1、講演会 ※要申込

①特別講演会「中世関東禅林の絵画」

 講師:高橋真作氏(東京国立博物館主任学芸員)

 日時:1/31(土)14:00~15:30

 会場:横浜市歴史博物館  講堂

 参加費:1,000円

 定員:170名 ※応募者多数の場合は抽選

 申込締切:1/23(金)

②講演会「横浜の仏像を知る!ー身近なみほとけたちをハッケンしようー」

 主催:神奈川県立歴史博物館 共催:横浜市歴史博物館

 講師:神野祐太氏(神奈川県立歴史博物館 主任学芸員)

    花澤明優美(横浜市歴史博物館 学芸員)

 日時:2/21(土)13:30~15:30

 会場:横浜市歴史博物館 講堂

 参加費:無料

 定員:180名 ※応募者多数の場合は抽選

 申込:神奈川県立歴史博物館のWebもしくは往復はがき

    ※詳しくは神奈川県立歴史博物館ホームページをご覧ください。

 申込締切:1/28(水)必着

2、ギャラリートーク ※申込不要

 担当学芸員が展覧会の見どころを解説します。当日直接会場にお越しください。
 日時:2/15(日)、2/22(日)、3/14(土) 各回14:00~ 20分程度
 会場:横浜市歴史博物館 企画展示室
 定員:各回30名程度

3、令和7年度 横浜市指定・登録文化財パネル展

 日程:1/21(水)~1/27(火)

 会場:横浜市役所1階 展示スペースB

 時間:1/21(水)12:00~21:00、1/22~26(木~月)9:00~21:00、1/27(火)9:00~15:00

 観覧料:無料


―みすてりい・おぶ・こもんじょ展―

 1、講演会 ※要申込

①講演会A「歴史好きのための古文書入門」

 講師:高尾善希氏(三重大学人文学部文化学科文化資源学(忍者学)准教授)

 日時:3/1(日)14:00~16:00 (13:30開場)

 会場:横浜市歴史博物館  講堂

 参加費:1,000円

 定員:170名 ※申込先着順

 申込締切:2/25(水)

 ※アーカイブ配信(有料)を期間限定で実施します。配信期間は、2026年3月8日(日)~2026年5月31日(日)まで。購入サイトは講演会の日前後に掲載いたします。

②講演会B「ファミリーヒストリーの実験―尾張藩下級士族がたどった明治・大正・昭和―」

 講師:井上攻氏(前横浜市歴史博物館副館長)

 日時:3/8(日)14:30~16:00 (14:00開場)

 会場:横浜市歴史博物館  講堂

 参加費:1,000円

 定員:170名 ※申込先着順

 申込締切:3/4(水)

※アーカイブ配信(有料)を期間限定で実施します。配信期間は2026年3月15日(日)~2026年5月31日(日)までです。購入サイトは講演会の日前後に掲載いたします。

2、古文書講座 

連続古文書講座「はじめての古文書2026」(全8回)

 初心者の方向けの、古文書解読入門講座です。横浜市域に伝わった当館所蔵の古文書をテキストに古文書の初歩を学べる講座です。※事前申込制(先着)

 講師:小林紀子(横浜市歴史博物館 主任学芸員)

    仲泉 剛(横浜市歴史博物館 学芸員)

 日時:①2/6(金)、②2/13(金)、③2/20(金)、④2/27(金)、

    ⑤3/6(金)、⑥3/13(金)、⑦3/20、⑧3/27(金)

    ※各回13:30~14:45

 会場:横浜市歴史博物館  研修室

 定員:50名 ※申込先着順

 参加費:5,000円(全8回一括申込のみ)

 申込締切:1/28(水)

 ※対面でのチケットは完売致しました。アーカイブ配信を実施しますので、ご希望の方は下記をご覧ください。

  アーカイブ配信(有料)を2/13(金)~5/31(日)の期間で実施します。

 詳しくはコチラから

3、展示解説 ※申込不要

 担当学芸員が展覧会の見どころを解説します。当日直接会場にお越しください。
 日時:2/1(日)、2/14(土)、2/28(土)、3/15(日) 各回14:00~ 30分程度
 会場:横浜市歴史博物館 企画展示室
 定員:各回30名程度

4、ミニ展示 「古文書仲間を作ろう!~市内古文書の会の紹介~」

当館関連団体の横浜古文書を読む会をはじめ、市内で活動している古文書の会をパネル展示で紹介します。

  日時:会期中 9:00~17:00

  会場:横浜市歴史博物館 体験学習室

  観覧料:企画展チケットが必要

見どころ

令和7年度横浜市指定・登録文化財展」の主な展示文化財

*頼朝ゆかりの古刹・證菩提寺に伝わる南北朝時代の金銅仏

 体部背面に刻まれた銘記により、南北朝時代、延文2年(1357)の作であることがわかっている銅造の聖観音菩薩像です。

 栄区・證菩提寺聖観音菩薩坐像

*神仏習合の考えがひろまった中世の信仰のようすがうかがわれる絵画

 室町時代・長禄4年(1460)に制作された春日講の本尊です。

鶴見区・大本山總持寺 春日社寺曼荼羅(大本山總持寺写真提供)

 

 
企画展「みすてりい・おぶ・こもんじょ」のみどころ

古文書の世界へようこそ!

 博物館でずらりと展示されている古文書たち。皆さんは一度は「すらすら読めたらな」と思ったことはありませんか。古文書はいわゆる“くずし字”で記されていて、現在を生きる私たちには少し難解に思えます。

 かつて古文書は、歴史研究者だけが読みこなす史料でしたが、近年では古文書に関する入門書や解読辞典が出版され、各地で古文書講座が開講するなど、一般の方が地域に残る古文書を解読する古文書ブームが続いています。古文書が読めるようになれば、身近な地域の歴史や、先祖のあゆみを知ることができます。

上大岡村(現、横浜市港南区)で名主を務めた北見家に伝来した古文書群(一部)(当館所蔵)。

古文書×なぞとき

 展覧会では、古文書を読むための心得を紹介しながら、実際にくずし字を読む体験ができます。古文書は難解ですが、時間をかけてようやく読めた時の感動はひとしおです。なぞときのワークシートを片手に、変体仮名と呼ばれる“かな”のくずし字に挑戦してみてください。

 なお、会期中には、古文書の学習を始める一歩手前の導入として高尾善希氏による講演会を用意しております。また、実際に市内に遺る古文書を読み解く当館学芸員による古文書講座(全8回)も企画します。

「東海道五拾三次之内 戸塚」(当館所蔵)。軒先の看板には「こめや」と記されている。

古文書×ファミリーヒストリー

 展覧会では、古文書を読む楽しさだけではなく、それらを活用することの楽しさや意義についても紹介します。特に、近年流行りのファミリーヒストリーなどの個人史の実践を紹介しながら、身近な歴史資料を後世に遺していく意義や活用方法についても紹介します。また、関連して、近年ファミリーヒストリーに関する書籍を刊行した井上攻氏による関連講座も用意しています。

井上攻編『ファミリーヒストリーの実験―尾張藩下級士族がたどった明治・大正・昭和―』

(野の花出版社、2025年)

出陳資料一覧

追って掲載します。