横浜市歴史博物館

天正18(1590)年、大軍団を率いた豊臣秀吉は、北条氏の小田原城を包囲し、さらに南関東各地に軍隊を遣わして北条氏の拠点を攻略していきました。4か月に及ぶ戦闘の末、関東を征した秀吉はさらに北上し、一気に東北地方もその支配下におきました。ここに秀吉による全国統一への道が開かれ、しだいに関東にも新しい社会が定着していきます。
北条領国にあった横浜市域の人々の日常的な生活も、こうした時代の流れに翻弄されながら変化していったと思われます。400年ほど前の16世紀末の横浜市域、あるいは関東を舞台とし、どのようなことが起きていたのでしょうか。
今回の展示会では、横浜市域を含む関東各地に残る文献資料、さらに城郭遺跡から出土した考古資料なども展示します。こうした同時代の資料を駆使しながら、秀吉の東国侵攻あるいは家康の関東経営について、“関東”という地域の視点を持って紹介します。

開催概要

観覧料

区分 特別展 常設展・特別展セット一般 400円 (320) 600円(480)大・高 200円 (160) 300円(240)中・小 100円 (80) 150円 (120)()は20名以上の団体料金

展示構成

第1部 戦国時代の関東
(1)戦国時代の横浜市域(2)秀吉の登場(3)北条領国

第2部 小田原合戦
(1)戦闘の開始(2)秀吉の本営(3)関東各地の戦乱

第3部 家康入国
(1)家康領国(2)統治の実態(3)領国周辺

主な展示品

北条氏印判状、秀吉朱印状、浅野長吉書状、代官頭連署状などの古文書類(約30点)
山中城(静岡県三島市)、石垣山一夜城(小田原市)、忍城(埼玉県行田市)からの出土資料(約80点)
甲府城の金箔瓦に関する出土資料(約40点)
「(太閤御陣城)相州石垣山古城跡」「色々威二枚胴具足」「徳川家康二十将図」等

関連事業

■講演会・研究講座■

(場所:講堂)
講演会
1999年10月31日(日)午後1時30分
『関東戦国の終焉』 峰岸純夫(中央大学教授・群馬県立歴史博物館館長)
研究講座
1999年11月21日(日)午後1時30分
『東国侵攻における秀吉の奉行人たち』曽根勇二(当館学芸係長)
各回とも参加料は無料。定員は170名です。

■フロアレクチャー■
(集合場所:研修室)

10月17日(日)・10月24日(日)・11月14日(日)・11月28日(日)
いずれも午前11時・午後2時からの2回、担当学芸員が展示解説を行います。
各回とも1時間程度。定員は30名、当日先着順(受付は30分前から)。
参加料は無料ですが、特別展チケットが必要です。

展示図録

あり