旧武蔵国の多摩川以南、現在の横浜市と川崎市にほぼ相当する地域には、都筑郡・久良岐郡・橘樹郡の3つの郡が置かれていました。これら三郡があった南武蔵の地には、平安時代後期にあたる11・12世紀代の仏像が伝わっています。
南武蔵の平安仏には、各郡の中心的な寺院であった郡寺とのかかわりが想定される像や、集落内の小さな寺堂に安置されていたとみられる像など、さまざまな来歴のものがあります。また、平安時代後期に普及した和様彫刻の穏和で優美な造形を取り入れた像があるいっぽうで、前代以来の地域性の強い造像の伝統を受けつぐ素朴で大づかみな造形を示す像も多くみられます。
本展では、そうした南武蔵の平安仏の特色や歴史的背景などを紹介しながら、当地域における古代仏教文化の様相を探ります。
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開催概要
- 会期
- 2026年10月31日 (土) ~2026年12月13日 (日)
- 会場
- 横浜市歴史博物館 企画展示室
- 開館時間
- 9:00~17:00(券売は16:30まで)
- 休館日
- 月曜日(ただし11月23日は開館)、11月24日(火)
- 観覧料
| 観覧料 |
企画展観覧料 |
常設展共通 |
| 一般 |
1,000円(800円) |
1,200円(960円) |
| 高校・大学生 |
700円(560円) |
800円(640円) |
| 小・中学生、横浜市内在住65歳以上 |
500円(400円) |
550円(440円) |
※( )内は20名以上の団体料金です ※毎週土曜日は小・中・高校生は無料
※障がい者及び付添の方は無料です
※補助犬〔盲導犬、介助犬、聴導犬〕とご一緒に入館できます
- 主催
- (公財)横浜市ふるさと歴史財団、横浜市教育委員会
- 協力
- 川崎市教育委員会
- 後援
- 朝日新聞横浜総局、神奈川新聞社、産経新聞社横浜総局、東京新聞横浜支局、日本経済新聞社横浜支局、毎日新聞社横浜支局、読売新聞横浜支局、NHK横浜放送局、tvk(テレビ神奈川)、FMヨコハマ
- 助成
- 芸術文化振興基金
みどころ
① 郡寺の仏像を紹介―影向寺薬師三尊像、約30年ぶりの寺外公開
発掘調査による成果から、古代の郡寺にあたるものと想定されている寺院があります。そのうちのひとつが川崎市宮前区の影向寺で、橘樹郡の郡寺と推定されています。
本展示では、現在の本尊薬師三尊像を中心に、郡寺周辺に伝わる仏像を紹介します。
川崎市・影向寺 薬師三尊像 国重要文化財 中尊
右脇侍像
左脇侍像
② 地域の仏像の展開を紹介―集落のなかの仏像
郡寺のような大規模な寺院以外でも、各地の集落に小規模ながらも本格的な仏教信仰の場が形成されていました。当時の都周辺で成立した新たな様式を、徐々に受け入れながら展開していた南武蔵地域の造像の様子がうかがえる仏像を紹介します。
横浜市青葉区・真福寺 菩薩像 (伝千手観音菩薩)神奈川県指定文化財
横浜市都筑区・清林寺 菩薩像 横浜市指定財
横浜市港北区・西方寺 十一面観音菩薩像 横浜市指定文化財
展覧会図録のご案内
10/31(土)より販売
B5判 2,000円(税込)
オールカラー 88頁
図録表紙
出陳一覧
出陳一覧
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