本展の見どころ
① 昭和を感じさせる精巧なミニチュア資料
当時の日常を切り取ったような造形に加え、そこで暮らす人々の心情や温かさなど、人々の暮らしの息吹が聞こえるような作品たちです。ブリキのおもちゃのコレクションで有名な北原照久氏ですが、おもちゃ以外にも、ミニチュアや企業マスコット、ノベルティグッズ、ポスターなど、そのコレクションは多彩です。そんなコレクションの中から、昭和を感じさせるミニチュアとして、街の電気屋さんや本屋さん、映画館の三つを展示します。さまざまな角度から眺めていただくことでミニチュアの世界観や昭和にタイムスリップしたような感覚をお楽しみください。なお、本展覧会はいずれの資料も撮影可能となっています。
② 昭和の時代の道具たち 家電「三種の神器」
一般家庭における文化的な豊かさの象徴とされた、白黒テレビ・電気洗濯機・電気冷蔵庫の三つの家電。これらは総称して「三種の神器」と呼ばれ、これらをそろえた暮らしが憧れになり、また生活での目標となりました。この当館が所蔵する「三種の神器」という呼び方は、昭和29年(1954)頃から言われはじめたとされ、その後、これら豊かさの象徴は「3C」とされるカラーテレビ・クーラー・車(Color TV , Cooler Car)へと変わって行きます。本展覧会ではこの「三種の神器」を展示。「三種の神器」が登場する前の時代にも思いを馳せながら当時の豊かさの象徴をご覧になってみてください。ちなみに、「三種の神器」が普及しはじめた当初、一番普及していたのは何だと思いますか?答えは展覧会にてご確認ください。
③ もちろんブリキロボットや各種コレクション資料も展示!
北原氏の代名詞であるブリキのおもちゃをはじめ、各種コレクション資料も展示します。昭和初期に日本で発売されブリキ製ロボット玩具の第1号とされている「Lilliput」や、昭和30年代からの世界的な宇宙開発による宇宙ブームに関連した「Space Robot Rocket」などのほか、貸本やレコード、雑誌の付録やグリコのおもちゃなど、膨大な北原コレクションの多様さも紹介します。