横浜市歴史博物館

斎王(さいおう)―天皇に代わって伊勢神宮に仕えた皇女たち。未婚の内親王または女王の中から占いで選ばれ、ひとたび斎王となれば、都を遠く離れた地で、ひたすらに身を浄め、神に仕えていました。この斎王制度は、飛鳥時代から南北朝時代まで約660年間にわたって続きましたが、現存する資料が少なく、謎に包まれてきました。
しかし、1971年に斎王の暮らした斎宮(さいくう)跡の発掘調査が開始されてから、在りし日の「斎宮」の姿が徐々に明らかになってきています。
今回の展覧会では、三重県の斎宮歴史博物館が過去30年間にわたって蓄積した国史跡斎宮跡の発掘調査の成果をもとに、斎宮が最も華やかであった平安時代に焦点をあて、華やかな王朝文化を導入しながら、斎王として生きた気高き女性たちの歴史をはじめ、最新の発掘調査成果や資料を紹介します。

開催概要

観覧料

区分 特別展 常設展・特別展セット一般 500円(400) 700円(560)大・高 300円(240) 400円(320)中・小 100円(80) 150円(120)()は20名以上の団体料金

展示構成

第I部 王朝の美
第II部 斎宮とは何か ―制度と年中行事―
第III部 歴史に残る斎王たち
第IV部 よみがえる幻の宮

主な展示品

重要文化財 源氏物語写本(財・古代学協会蔵)
源氏物語画帖(個人蔵)
などの源氏物語関係美術資料
国宝 類聚歌合(財・陽明文庫蔵)
西宮記(賀茂別雷神社蔵)
重要文化財 田中本春記(国立歴史民俗博物館蔵)
伊勢物語絵巻(斎宮歴史博物館蔵)
土佐光起画三十六歌仙図屏風(斎宮歴史博物館蔵)
などの斎宮の制度や暮らしを伝える文献や美術資料

国史跡斎宮跡から出土した様々な考古資料など約100件。

関連事業

■講演会■
4月25日(日)午後1時30分より
永井路子(作家)「歴史の中の女性・伊勢斎王」

展示図録

あり